神奈川県の地ビール屋サンクトガーレンは、2018年11月15日のボジョレーヌーボー解禁日の同日に、ワイン並みの高アルコール度数を持つ「麦のワイン」を2種類「el Diablo」と「Un angel」各8,000本限定販売します。
麦のワインは19世紀に寒冷でブドウ栽培が出来なかったイギリスが、フランスワインの人気に対抗してビールでワインのようなものを造ったのがはじまりと言われています。ビールでありながらワイン並みのアルコールでワインのように月日を経て熟成されていくのが特徴です。
大麦ワインの「el Diablo(悪魔)」の原料はビールと同じですが使用量の多さと熟成時間をかけて作られたワインでホップの苦みとハーブを思わせるフレッシュな香りがあり、熟成させればさせるほど麦芽の甘みを引き立てるそう。
小麦ワインの「Un angel(天使)」の原料は小麦で、口当たりが柔らかくまろやかです。ホップの使用量も少なめなので苦みが印象的なDiablo(悪魔)と比べ優しいangel(天使)という位置づけだそう。
「麦のワイン」は、シャンパンと同じ瓶内2次発酵製法を用いていて、1次発酵の終わったビールから疲れてしまったビール酵母を取り除き、新しい元気なビール酵母と麦汁(ビール酵母の発酵に必要な養分)を投入。そのビールを1本1本手詰めしています。
2種類ともアルコール度数が通常の2倍もある特殊なビールなので、ワインのように5年間熟成させることが出来ます。うまく熟成できるとドライフルーツのような複雑未を帯びた甘味が出てきます。
瓶のフォルムやデザインもオシャレですよね。あなたはどちらがお好みでしょう。
希望小売価格 各1,080円(税込)
via: sanktgallen